入試情報

親子インタビュー

Admissions

  1. 入試情報
  2. 親子インタビュー

外国語科 英語コース

野田 瑶子 さん

Q

高校選択の理由はなんですか?

関東国際高校は、自分で見つけました。国際的な学校に行きたいと思っていて、英語を深めたいという気持ちもありました。香港やシンガポールに住んでいた経験があり、日本人学校では英語も学んできましたが、高校ではさらに自分の視野を広げたいと思っていました。外国での生活を経験したからこそ、多様な価値観の中で学びたいという強い思いがあったんです。

Q

高校生活におけるもっとも大きな学びはなんですか?

関東国際高校では、見た目が違う、視点が違う、意見が違う人たちとの出会いがありました。外国にルーツを持つ生徒は直接的に意見を言う子が多くて、最初は圧倒されました。日本には「空気を読む」文化がありますよ。だから、はっきりと自分の考えを表明する文化に触れ、『自分も意見をちゃんと話したいな、はっきり言った方がいいかな』と考えるようになりました。自分の考えを持ち、それを伝える大切さを学ぶことができました。

Q

高校に入って変化したことはありますか?

高校に入ってから勉強するようになりました。指定校推薦で行きたい大学があったので、日常の小テストも頑張りました。立命館アジア太平洋大学の国際経営学部を目指していて、英語の先生に相談したりしていました。経営学は数学が必要なので、2年生まではしっかり勉強していました。以前は勉強が嫌いだったのに、目標ができたことで毎日の学習が楽しくなりました。

Q

将来のビジョンは?

自分にしかできないことをやりたいので、将来は、自分のファッションブランドを持ちたいと思っています。父の影響もあるかもしれませんが、昭和女子大のボストン留学プログラムで女性経営者の話を聞いて影響を受けました。日本では「細い子がかわいい」という根強い固定観念がありますが、多様な体型の人々が自分らしさを表現できる、より自由なファッションの世界を創りたいと思っています。

Q

印象に残っている海外体験はありますか?

ブルネイでの異文化交流が印象に残っています。最初は地図で場所を探すところから始まりました。異なる文化に触れることで、私たちが当たり前と思っている価値観が唯一のものではないことを実感しました。

Q

学校生活で成長を感じたことはどんなことですか?

努力が確実に成果として現れる学習環境は、私の学びに対する意欲を大きく向上させました。テストに向けて取り組んだ学習が結果に直結する経験を通じて、継続的な努力の価値を理解しました。

多国籍なクラスメートに囲まれた環境は、私に新たな挑戦の機会も与えてくれました。日本語を母語としない仲間たちとの交流において、言語の壁を乗り越えて積極的にコミュニケーションを図ることで、異文化への理解を深めることができました。

授業でのディスカッションでは、一つの課題に対して様々な文化的視点からのアプローチが提示され、自分では思いつかなかった新しい考え方に触れることができます。このような対話を通じて得られる知見は、従来の教科書中心の学習では決して得ることのできない、実践的で生きた学びとなっています。

Q

学校行事で心に残っていることは?

勝浦研修は心に残る楽しかった思い出です。スポーツイベントでリーダー班を担当して、自分たちの企画でみんなが楽しんでいるのを見てうれしかったです。以前は人前に立つことが怖かったのですが、イベントのリーダーを経験したことで自信がつきました。「世界教室」では国際色豊かな出し物を企画し、多くの来場者に喜んでもらえたことも忘れられない思い出です。様々な国籍の生徒が協力して一つのものを作り上げる経験は、将来どんな環境でも活躍できる力になると感じています。

外国語科 英語コース

野田 瑶子 さん 保護者

Q

お子さまの教育や進路選択において、どのようなサポートや関わり方を大切にされていますか?また、お子さまが関東国際高校に入学されてから、どのような変化や成長を感じていらっしゃいますか?

我が家は、姉妹3人、それぞれが違う人生を歩んでおり、それぞれが力を発揮できる場所があると思っています。子どもたちのどんな挑戦に対しても、『やってみたらいいんじゃない?』と声をかけることが多いです。三女が自分で関東国際高校を選んだ時も、その決断を尊重しました。子どもには様々な可能性があるので、親の固定観念で選択肢を狭めないよう心掛けています。関東国際高校に入学してからの娘の成長ぶりには本当に驚いています。以前は自分の意見を言わず、周りに合わせがちだった娘が、今では自分の考えをはっきり述べるようになりました。

Q

お子さまが参加した海外交流プログラムなどの特別な経験について、どのようなサポートをされましたか?また、そうした経験を通じてお子さまにどのような変化や成長が見られましたか?

ブルネイの交流プログラムに『行ってみたら?』と勧めました。最初は消極的だった娘も、ブルネイ交流後は、イスラム文化について調べたり、多様な価値観について考えたりするようになり、知的好奇心が広がったことを実感しています。私自身も娘を通じて新しい視点を得ることができ、親子で成長できたと感じています。

Q

高校選びや学校見学の際に大切にされたポイントは何でしたか?

学校見学の際は、通う本人が納得することを最優先しました。3年間は長いので、子供の気持ちを一番尊重することが大切だと思っています。留学経験もさせたかったです。情報は自分からアンテナを立てていないとキャッチできません。発信されていても、自分がキャッチしたいという気持ちがないと見過ごしてしまいます。父母会が情報交換の貴重な場になりました。関東国際高校を選んで良かったと思います。娘が入学前と比べて格段に積極的になり、将来の目標も明確になりました。国際的な環境の中で多様な価値観に触れることで、視野が広がったことを実感しています。

Q

関東国際高校の特色あるプログラムが、お子さまにどのような影響を与えたと感じていますか?

クラスメートと同じ部屋で5日間過ごすような勝浦研修の経験は、人との関わり方を学ぶ貴重な機会になりました。宿泊行事では異なる文化背景を持つ生徒たちと四六時中一緒に過ごすため、お互いを深く理解する機会になります。娘は寮生活を通じて自立心も育ち、文化の違いから生じる小さな摩擦も、話し合いで解決する経験を積み、コミュニケーション能力も高まったように感じられました。