学科・言語コース:外国語科
インドネシア語コース
Study Course
インドネシア語は2億7000万人の話者人口を数えるインドネシア共和国の国語です。マレー語にルーツを持つ言語ゆえに、マレーシア、シンガポール、ブルネイなどでも通じる言語です。インドネシア語固有の文字を持たず、アルファベットを用い、ほぼローマ字読みで発音します。新しい外国語として日本人にはとても学びやすい言語です。


インドネシア語の魅力ってなんだろう?
インドネシアは、世界第4位の人口を誇る新興経済大国。アジア地域では、中国語に次ぐ数の人がインドネシア語を話します。日本との経済活動における結びつきも強く、近年日本で働くインドネシア人も増えています。インドネシア語を習得することにより、英語以外の言語能力を持つ人材として、オンリーワンの自分になれるでしょう。また、多言語、多文化、多宗教の人々との共生を理解することができ、今後さらに日本社会に求められるであろう異文化理解へのスキルを身につけることができるでしょう。
インドネシア現地研修って?
提携大学の国立ウダヤナ大学で3週間の語学研修をします。大学での研修では、言語以外にも芸術、芸能、産業などの体験学習もします。インドネシアの同世代の人たちとの交流で高校訪問、交流会も行います。研修期間中は一般家庭にホームステイをしながら、インドネシアの家庭生活、文化、習慣などを体験することで、より深くインドネシアを理解できる機会になると思います。


インドネシア語コースの特色
インドネシア語学習では、まず音節構造を正確に習得することから始めます。日常の挨拶や自己紹介を基本文型で表現する力を養い、身近な語彙を中心とした短文でのコミュニケーション能力を身につけます。3週間の現地研修では、教室で習ったことを手掛かりに実践を通して会話力を養います。語学研修でのとのやりとり、滞在先の家族との交流を通じ、言語の壁を実感することで学習意欲が高まります。さらに語彙力・聴解力・表現力を総合的に向上させ、視聴覚教材を活用して「読む理解」と「聞く理解」のギャップを解消し、文化・歴史・経済・社会問題などの記事を読んでインドネシア国事情への理解を深めていきます。
先生のメッセージ

インドネシア語を話していると、「インドネシア語ってかわいいですね」とよく言われます。音が日本語と似ているので聞き取りやすい上、kira-kira(だいたい)、sama-sama(どういたしまして)、kupu-kupu(蝶々)など、繰り返しの語が多いからかもしれません。借用語が多いのもインドネシア語の特徴です。インドネシア語を学ぶことで、いろいろな言語、文化への興味関心もひろがります。一緒にインドネシア語を学びましょう。
インドネシア語ネイティブ教員
ティ二先生
目指す資格と実績
- 神田外語大学主催高校生小論文コンテスト最優秀賞 優秀賞入賞
- 南山大学主催インドネシア語スピーチコンテスト 自作作文の部優秀賞、詩の暗唱部門最優秀賞受賞
卒業後の進路
- 上智大学 国際教養学部・総合グローバル学部
- 慶應義塾大学 環境情報学部
- 青山学院大学 地球社会共生学部・法学部
- 法政大学 法学部
- 中央大学 文学部
- 明治大学 文学部
- 学習院大学 文学部
- 國學院大學 観光まちづくり学部・文学部
- 明治学院大学 社会学部
- 成城大学 社会イノベーション学部
- 武蔵大学 人文学部
- 立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部・サステイナビリティ観光学部
- 東京都市大学 理工学部
- 日本女子大学 国際文化学部
コース生の夢
外交官になり日イの架け橋になりたい
看護師になり、災害救援隊の一員としてインドネシアで発生した災害にかけつけたい
インドネシアの伝統工芸の魅力をいかした繊維のデザイナーになりたい