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馬術部 個人全日本選手権大会ご報告 2014/09/10

私は9月5・6・7日に世田谷区にあるJRA馬事公苑で行われた個人全日本選手権大会に出場しました。
試合に臨むにあったって私はどれだけ良い内容にできるかを考えていました。
一回戦では1頭の馬に3人が乗り1人が2回戦に上がれました。
競技は部班馬場と言われるもので数頭の馬で列を作り指導者からでる号令にたいしどれだけ適格に行えるかなどが評価されます。
結果は僅差で0.5点負けてしまい、敗者復活戦に出場しました。

敗者復活戦では1頭の馬に4人騎乗し上位2名が2回戦へ進めます。
競技は障害飛越のハンターシートです。
障害飛越競技はコース上に置かれた障害物を飛びゴールまで走行するものです。
障害物を落としたり、馬が嫌がり反抗などをしてしまうと減点となります。
またハンターシートでは他に騎乗者の姿勢や障害間の歩数なども評価対象になるので、馬に跨ってただ走行するだけでは点数には繋がりません。
競技では、バランスを崩してしまい姿勢がゆがんでしまいましたが、結果は2位で2回戦の出場権を得ました。

2回戦は1頭の馬に3人が騎乗し上位2名が次に進めます。
敗者復活戦同様、障害飛越競技ですが先ほどとは違い、今度は障害物の落下などをせずにどれだけ速いタイムで走行できるかのタイム勝負です。
私はこの競技では2人目に騎乗しました。
1人目が減点せずに走行を終えていたので減点をすることは望ましくありません。
結果は障害物を1本落としてしまい減点4点でしたが3人目の選手が障害物を3本落としてしまったので私が2位になり3回戦に進みました。

3回戦も3人中上位2名が通過でき競技は馬場馬術と言われるものです。
決められた運動を決められた地点でどれだけ優雅に馬を動かせるかなどか評価の対象になります。
フィギュアスケートをイメージしていただければわかりやすいと思います。
私は馬場馬術の経験が少なくいつも緊張をしてしまい地点をずれてしまう事が多いので落ち着いていけるよう、意識して臨みました。
結果は落ち着いていこうと意識しすぎ馬を動かすことが出来ず58%とあまり良い点数ではありませんでしたが2位通過で準々決勝に勝ち上がれました。

準々決勝は障害飛越競技で1頭に2人乗り勝者が準決勝に進めます。
私は2人目でした。
前に乗った選手は減点なしで走行を終えてきていたので自分は馬を動かしタイムを早くしながらも障害物を落下は許されません。
結果は減点なしタイムは1人目を3秒上回るタイムを出すことが出来ました。
しかし踏切や障害間の歩数を間違えたりしてしまい馬に助けられた走行でした。

そして次の準決勝では馬場馬術で1頭に2人そのうち勝者が決勝へと駒を進めます。
3回戦の反省を活かし、落ちつきながらも馬を動かしていきました。
しかし準備運動中に激しくアプローチを出し過ぎてしまったので馬が興奮してしまい馬とのコンタクトを取れなくなってしまいました、そのため良い運動が出来ず56%をとってしまい準決勝敗退となり順位決定戦に出場しました。

順位決定戦は準々決勝と同じ障害飛越競技です。
私は先ほどとは違い1人目に乗りました。
1人目の選手になるとプレッシャーがかかります。
なぜなら減点をしてしまえば2人目は減点さえなければ遅いタイムで勝ててしまいます。
また減点がなくてもタイムが早くなければ次の選手に更新され負けてしまいます。
減点せずに速いタイムを出さなければ勝つことは出来ません。
結果はタイムを求め過ぎてしまい障害物を2本落下し減点8点、2人目の選手のタイムは遅かったですが丁寧に走行を終え減点0でした。

全競技を終えて結果は4位でしたが内容は良いと言える点はとても少なく、馬に助けてもらった場面が多かったと思います。
そして今回の反省をいかし良い結果を残すのはもちろんですが内容をもっと良くし馬に助けられるのではなく助ける走行を出来るよう練習に励みさらなる上達を目指します。

馬術部 田中

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